挨拶
公益財団法人精義塾は、岡山県出身または岡山県に縁故のある男子学生のための寮です。当塾は1893年の創立以来、多くの優秀な人材を輩出しつつ、現在も引続き健全な運営を続けていますが、その背景としては次のような特徴が指摘できます。
  • 学生(在塾員と呼ばれます)が20名程度に過ぎず、それだけ親密な交流を通じた切磋琢磨が可能であること。
  • 公益財団法人としての重要な運営事項は、精義塾出身者(塾外員と呼ばれる)の役員陣による無償の努力で解決に当たる一方、日常生活上の運営事項は在塾員の役割分担と合議に委ねられており、在塾員の自主性を極力尊重していること。
  • 在塾員が塾外員を訪問するなど、在塾員と塾外員との交流も盛んで、優れた塾外員の指導を受けやすいこと。
私も1967年から1972年までの5年間在塾し、専門分野のまったく異なる在塾員との間で議論や交流を楽しみつつ、組織の一員として与えられた役割を果たす中で、通常の大学生活では得られない貴重な経験を積むことができました。
精義塾は単なる学生寮や学生寄宿舎ではありません。自由の中にも節度ある集団生活を通じた人格と識見の修養の場ということができましょう。これから東京ないしその近辺で学生生活を送ろうと考えておられる男子高校生が、大学合格の暁には当塾に応募されることを強く期待しております。
2016年6月18日
理事長 守分 宣